更年期障害(保険診療によるプラセンタ治療)

更年期障害とは
更年期障害とは、女性が閉経を迎える前後(およそ45〜55歳ごろ)に、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少し自律神経のバランスが崩れることで、日常生活に支障が及ぶほどつらい症状が現れる状態をいいます。
主な症状には次のようなものがあります。
- ホットフラッシュ(顔のほてり・発汗)
- 動悸
- めまい
- 頭痛
- イライラ・気分の落ち込み
- 不眠
- 肩こり・関節痛 など
更年期障害の重症度
下記の表「更年期指数(SMI)」でセルフチェックすることができます。

- 0~25点:上手に更年期を過ごしています。これまでの生活習慣を続けていいでしょう。
- 26~50点:食事・運動などに注意を払いましょう。
- 51~65点:医師の診察を受け、生活指導やカウンセリング、薬物療法を受けることをおすすめします。
- 66~80点:長期間(半年以上)の計画的な治療が必要です。
- 81~100点:各科の精密検査を受け、専門医での長期的な治療が必要です。
更年期障害の治療法
- ホルモン補充療法(HRT)
- 漢方薬治療
- プラセンタ治療
- 生活習慣の改善(規則正しい食事、定期的な運動、禁煙する、過度なアルコール摂取を控える)
プラセンタ療法
プラセンタ治療とは、胎盤から抽出した有効成分を注射などで体内に取り入れる治療法です。
以下のような効果があり、更年期障害の症状改善が期待できます。
- 自律神経の調整作用(ほてり、発汗、動悸、めまい、睡眠障害などの自律神経症状を改善)
- ホルモンバランスの調整
- 免疫力や代謝の改善(疲労感の軽減や体調全般の底上げ)
- 美肌効果(肌のハリやツヤを保つ)
プラセンタ治療が保険適用となる条件
以下の場合には、プラセンタ注射が保険適用となります。
- 更年期障害と診断された45~59歳の女性
- 厚生労働省に認可された病気治療
- 1日1回1アンプル、週2回まで
45~59歳の女性が更年期障害治療を受ける場合、プラセンタ注射が保険適用となります。
ただし、厚生労働省による認可はプラセンタ療法における病名を限定しています。
該当年齢の女性でも、認可外の病気治療には保険適用外となることもあるのでご注意ください。
自費のプラセンタ治療
保険適応の上限回数を超えての接種希望の場合や、保険適用の対象外の方は、自費でプラセンタ治療を受けていただくことが可能です。
プラセンタの副作用
プラセンタは比較的副作用が少ない製剤ですが、これまでに以下のような点が確認されています。
- 注射部位の疼痛
- 過敏症(発疹・発熱・掻痒感など)
- 吐き気、頭痛
- 肝機能障害(AST、ALTの上昇)
注意事項
- 注射でプラセンタを接種したことがある方は、献血ができません。
- メルスモン注射液には添加物としてベンジルアルコールが含まれているため、ベンジルアルコールアレルギーの方は注意が必要です。
予約方法
カテゴリ「内科診察」もしくは「総合内科」、メニュー「初診」を選択してご予約ください。
