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潰瘍性大腸炎とは?

潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)は、大腸の内側の粘膜に慢性的な炎症や潰瘍が発生する病気です。
自己免疫疾患の一種と考えられ、発症の原因は完全には解明されていません。
症状の程度は軽度から重度までさまざまで、寛解と再燃を繰り返すのが特徴です。
日本では指定難病に指定されています。

主な原因

潰瘍性大腸炎の正確な原因は分かっていませんが、以下の要因が関与していると考えられています。

① 免疫異常

免疫系が誤って腸の正常な細胞を攻撃し、炎症を引き起こすとされています。

② 遺伝的要因

家族歴がある場合、発症リスクが高いことが報告されています。

③ 環境要因

食生活、ストレス、感染症、抗生物質の使用などが関与する可能性が指摘されています。


症状

潰瘍性大腸炎の症状は以下の通りです。

診断

潰瘍性大腸炎の診断には以下の方法が用いられます。

① 内視鏡検査

大腸の粘膜を直接観察し、炎症や潰瘍の程度を確認します。

② 組織検査

生検を行い、細胞レベルで炎症の状態を調べます。

③ 血液検査

炎症反応(CRPや白血球数)、貧血の有無を確認します。

④ 便検査

潜血や炎症性マーカー(カルプロテクチン)を調べます。


治療

潰瘍性大腸炎の治療は、症状の管理と寛解の維持が目標です。以下の方法が取られます。

① 薬物療法

5-ASA(アミノサリチル酸)製剤:炎症を抑える基本的な薬
ステロイド薬:急性期の炎症を迅速に抑えるために使用
免疫調節薬:免疫系の過剰な反応を抑え
生物学的製剤:抗TNFα抗体など、重症例で使用される新しい治療法

② 手術

症状が改善しない場合や合併症が重篤な場合には、大腸全摘出術が選択されることがあります。

③ 食事療法と生活管理

合併症

潰瘍性大腸炎は以下のような合併症を引き起こす可能性があります。

① 中毒性巨大結腸症

腸の拡張と炎症が重篤化する状態です。

② 大腸癌

長期間の炎症ががんのリスクを高めるため、定期的な検診が必要です。

③ 関節炎や皮膚症状

腸外合併症として全身に影響を及ぼすことがあります。


症状が落ち着いている間でも、定期的に医師の診察を受け、適切な治療を継続することが大切です。
家族や友人、専門家との相談を通じて精神的な負担を軽減しましょう。

潰瘍性大腸炎は完全な治癒が難しい場合がありますが、適切な治療と生活習慣の見直しで、症状をコントロールしながら日常生活を送ることが可能です。
潰瘍性大腸炎に関する情報を知り、早期発見・早期治療を心がけましょう。

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