椎間板は、背骨(椎骨)と背骨の間にある組織で、クッションの役割を果たしています。
椎間板ヘルニアは、椎間板が何らかの原因で傷んでしまうことにより、中の髄核が飛び出てきて神経(脊髄)を圧迫する病気です。
首の骨(頚椎)の間の椎間板が飛び出て首の神経(頚髄)を圧迫しているのが「頚椎椎間板ヘルニア」、腰の骨(腰椎)の間の椎間板が飛び出て腰の神経(腰髄)を圧迫するのが「腰椎椎間板ヘルニア」です。
加齢が一番大きな原因です。
その他、腰椎の場合は悪い姿勢での動作や作業や喫煙、頚椎の場合は悪い姿勢での仕事やスポーツなどでヘルニアが起こりやすくなることが知られています。
椎間板ヘルニアの症状は、背骨のどの部分で椎間板が飛び出ているかによって異なります。
問診や診察により椎間板ヘルニアの可能性が高いと思われる場合、レントゲン撮影やMRI検査を行い、診断を確定します。
頸椎を後方や斜め後方へそらせると腕や手に痛みやしびれが出現(増強)すること、手足の力が弱いこと、感覚が鈍くなっていること、腱反射の異常などで診断します。
下肢伸展挙上試験(膝を伸ばしたまま下肢を持ち上げ、坐骨神経痛が出るかどうか見る)を行います。
その他、下肢の感覚が鈍いこと、足の力が弱くなっていることなどで診断します。
椎間板ヘルニアの治療は、保存療法(手術をしない治療法)と手術治療に分けられます。
まずは薬による治療(消炎鎮痛剤の内服や坐薬、神経ブロック注射など)、安静療法(腰椎の場合はコルセット、頚椎の場合は頚椎カラー装具による固定)などの保存療法を行います。
これらの治療で症状が軽くなれば、牽引療法やマッサージなどのリハビリテーションを行います。
これらの方法を2〜3ヶ月行っても症状が良くならない場合、また手足の脱力や歩行障害、排尿障害があるときは、手術を検討します。
参考文献
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lumbar_disc_herniation.html
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spinal_disc_herniation.html
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https://www.minamitohoku.or.jp/up/news/konnichiwa/200702/clinic.htm
https://sagamihara.hosp.go.jp/sinryouka/sekizui-center-hernia.html